遂にノエインも最終回。
少々物足りないところがあったものの(未来の5人の様子とか)、きれいな締めで終わってくれました。
アトリがウロボロスと一緒に集束して、青い雪となって弾けるシーンはまじ感動しました。
今回はOPはなし。
アバンから戦闘が繰り広げられます。
苦戦しつつも一体一体と破壊していくカラス。
バリアを展開しつつ、敵の攻撃のど真ん中を突き抜けていきます。
目を繰り抜かれて、転ばせて地に伏せさせても尚、動き続けるシャングリラの遊撃艇。
カラスにも、焦りの色が出ているように感じます。
と、そこに
一撃の稲妻が。
「何やってんだ、さっさと片付けちまえよ。こんな所で足止め食ってるわけにはいかねえんだ。」
前回から目立ち続けているアトリの登場です。
カラスはアトリが来てくれた事に、驚きを隠せない様子です。
アトリは力を解放し、アトリの居た場所には
雷柱が立ち上ります。
と、雷柱の中から出てきたのは、7話でフクロウが力を解放したときに出てきた
巨人のようなやつ。
正直、オレはびびったぜ。(ぁぁ
巨大化能力は、一応皆使えるのかな?
というか、トビって能力使ってないような。
カラスに先へ行け、と伝えるアトリ。
昔のカラスを忌み嫌う性分も、今ではかなり緩和されたようですね。
アトリが手を振り上げると、手の先からカラスが使用していた
糸の様な物が飛び出し、遊撃艇を追尾して破壊していきます。
こういうクネクネした描写を見ると、やはり
エウレカセブンを思い出してしまいますね。
やはり、エウレカの描写と比べてしまうと、なんだかスピード感にかなり欠けますね。
エウレカの動画スタッフとノエインの動画スタッフが共同で作業したらどんな作品になるんでしょう。
本編が始まり、ハルカサイドへ。
ノエインに詰め寄られるハルカ。
驚愕で体が動かない様子です。
ユウが必死に声をかけて駆け寄るも、ノエインはハルカと融合してしまいます。
融合する直前、ハルカは何かを感じます。
2人は光球となり、ユウやカラスやアトリを飲み込んでいきます。
一方、ハルカたちの時空では、篠原やマジックサークルの技術者たちが異変に気づきます。
黛博士の話では、時空の重ね合わせが起きているとのこと。
モニターは
DANGERの文字が。
臨界に飲み込まれつつあり、どうやら機械が使えなくなってるようですね。
このままだと、時空の集束が起きて、選択という物が無くなり、全てが消えてしまう、と内田ちゃんが。
驚きに驚愕する篠原。
と、コンピューターは完全に機能を停止してしまいます。
イサミやアイ、ミホやハルカの母やユウの母も、
ウロボロスの環が出ていることに気づきます。
雪恵ちゃん、ありえねーってwww
もしかして、イサミの口癖って雪恵ちゃんから移ったんですか?
イサミたちは、急いで山の上に行こうとします。
異世界で目覚めたハルカ。
ここはどこだろう、と呟いていると、後ろから呼ぶ声が。
呼ばれたところにはウロボロスの環があり、環のなかには可能性の分岐の中を歩くユウの姿が。
ハルカがそれを見つめていると、時の放浪者が姿を現しました。
ノエインのことを可哀想、と嘆く時の放浪者。
憎しみと悲しみで満ちた未来を選んでしまったようです。
ハルカは、時の放浪者にどうしたらよいか聞こうとします。
「お前は、どんな未来が見たいのかな?」
と、ハルカに問う時の放浪者。
悲しい未来は見たくない、とハルカは答えます。
時の放浪者が言うには、人類がより良き未来を創造するために、時空は選択できる無限の未来を存在させている、とのこと。
ここでハルカが未来が1つだったらどうなるのか、と問いかけます。
選択肢のない未来は崩壊し消滅する、全てが無に帰してしまうようです。
もう1度、どうしたらよいのか訪ねるハルカ。
時の放浪者は、ハルカが選ばれたことについて話し始めます。
「全ての時空、全ての生き物の声を聞けばよい、感じればよい。」
それを言い残すと、時の放浪者はウロボロスの上部にある龍のような形のものに変化します。
一方、ラクリマではクーデターが起きていました。
民衆が竜騎兵を押しのけています。
未来のアイはリリィの元へ。
目を逸らさずにもう1度世界を見る、そうすれば必ず世界を認識できる、そうリリィに告げます。
「まだ消えねえぜ、絶対によぉ!」
青空をバックに、アトリの昔の記憶が蘇ります。
昔の仲良く平和に暮らせていた時を思い出したアトリ。
妹のおかえりという声で目覚めたアトリは、自分が光の中に居ることに気づきます。
自分はまだ消えるわけにはいけないことを思い、覚悟を固めます。
疲れ果てたトビとコサギ。
もう飲み込まれるしかないのか、と言うコサギにトビはまだ方法はあるはずだ、と言います。
ストレージバッテリーを持つトビの片手は、形が崩れかかっています。
これを持ってラクリマに戻るようにコサギに伝え、レイズシュミレーターを破壊するよう頼みます。
因果律に逆らうことが出来ればあるいは・・・という可能性に賭けることにしたようですね。
「存在を確定させるには、人が人を観測し、認識することが重要なんだ。お互いを認識し、分かり合えれば、存在は確定出来るんだよ。」
トビはこのことをハルカたちとの生活で学んだようです。
山の展望台に着いたイサミたち。
人ごみを押しのけて展望台の一番前までやってきます。
と、シャングリラの遊撃艇が中から出てきました。
咆哮をあげ、次々と現れる遊撃艇に恐れをなしたのか、人々は一目散に逃げ出します。
イサミたちは、ハルカの帰還を信じてその場に留まります。
ラクリマでも人々が地上に出て、ウロボロスの環を見つめていました。
どうやら未来のミホは目が見えないようですね。
光の中で遊撃艇が過ぎ去っていくのを見つめるアトリ。
どうやらあそこは時空の繋ぎ目のような場所だったようです。
急いで外に向かうアトリ。
イサミたちに爆撃を加えようとする遊撃艇に、アトリは一撃を加えます。
また1つ、と遊撃艇を沈黙させていきます。
ノエインも過去を思い出していました。
思い出されるのは破壊や殺戮などの、負の記憶だけのようです。
と、ノエインはカラスの存在に気づきます。
攻撃を加えようとするカラスですが、糸状のものは弾かれて焼き切られてしまいます。
金縛りにあうカラス。
全ての時空は終わる、とカラスに絶望を与えようとします。
無数の手で、カラスを取り囲むノエイン。
【途中保存】